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新人マンガ家相談室

【質問と解答】

Q:私は作品はまだあまりたくさん作っていませんが、プロ3年目に入った中堅漫画家です。担当編集者との仕事の仕方について考えなければならないと思い始めてきました。大抵は担当さんから訂正を求められれば訂正をしていますが、納得がいかなかったり、意見が食い違う場面になった時に、担当さんが疲れてしまい、「ああ、じゃあそれでいいですよ」と折れてしまうことがしばしば出てきてしまいました。自分の考えに絶対の自信があるというわけではありませんが、キャラブレしていたり、目的がぶれていると感じた時に「こう変えたほうがよい!!」と思うと、担当さん相手に食いつくように主張してしまいます。そうしたことで、以前の担当さんには、私と仕事をしていると疲れてしまうからもう一緒に仕事ができないと言われた事もあります。担当編集者が「あなたはこう感じてもこっちのほうがいいよ」という意見は、キャラブレしたり方向性がおかしくなるとわかっていても従ったほうがよいのでしょうか? 皆そこを柔軟に訂正できるから仕事になるのだと思いますが、編集の言いなりに何も考えず訂正し続けるのは作家としてどうなのだろうと思いますし、一方で自分の好き勝手に描くとしたらそれはアマチュアです。担当さんが折れた後はいつもまたやってしまったと後悔してもいるので、よい対応がないか教えてください。


A:あなたは我が強すぎるのかもしれませんね。一度こうと思い込んで意見が対立したら、かーっとなって相手の言い分には耳を貸さず自分の主張に固執する、というタイプでしょうか。もちろん、作家のオリジナリティーを守るために主張すべきところは主張しなければなりません。キャラがブレていたり方向性がおかしいと感じたら黙っていないで指摘すべきですし、それを相手に理解してもらうようしっかり説明しなければなりません。一方で、相手が訂正を求めるならそれはなぜなのか理解できるまで耳を傾けるべきです。性格というものはなかなか直せないものですが、以下の点を心がけるようにしてください。
・打ち合わせの際は熱くなっても「感情的」にならないよう心がける
・相手の話に耳を傾ける。理解できない場合はより詳細な説明を求める。
・自分の主張は、相手に伝わるよう論理立てて説明する。
大切なことは、正しいかそうでないかでなく意固地になって感情的な主張の押し付け合いにならないことです。打ち合わせは相手を屈服させることが目的ではないのですから。