【質問と解答】

Q:電子書籍BL漫画でデビューした者です。デビュー作が配信されてから、配信サイトにてランキングがあることを知り、つい気になってチェックしてしまいました。ある配信サイトでは、配信された初日から1〜2日は150位前後だったのに、一週間後くらいにチェックしてみると1000位程度まで落ちていました。これほどまでに順位が落ちる一方ということは、人気がない、ウケが悪いと思った方が良いのでしょうか? また、別の配信サイトでは週間ランキングで800位程度でした。こうしたランキングを見てしまうと、つい同じレーベルの作家さんたちと比べてしまい、頑張らなければと思う反面焦りと不安に駆り立てられます。作品を描く上で支障をきたすのは嫌なので見ないほうがいいような気もしますが、見なければ見ないであまり奮い立たせるものがなく「頑張ってやろう!」という気持ちが薄れてしまうような気がします。それに、配信サイトのランキングはそれぞれのサイトによって大きく違いがあることに気づきましたが、どの程度まで参考にできるのでしょうか? また、ランキングは意識しないほうがいいのでしょうか?



A:電子書籍の配信サイトの購入者や読者の多くは新着タイトルをチェックするだけです。それに、数日で配信サイトの新規ユーザーが激増するわけではありませんから、配信直後がピークになるのは当然の結果です。もちろん、メジャータイトルや有名作家の作品ならロングセラーとなりますが、新人目当てに配信サイトに新規ユーザーが訪れることなどは、有名ブログで取り上げられでもしない限りはあり得ません。1作1作ユーザーに満足される作品を重ねれば、作家としてのあなたへの固定読者もつき、ランキング順位の底上げにつながっていくでしょう。電子書籍のダウンロードランキングは雑誌のアンケートよりシビアに実績を反映しているので、意識して結果を作品作りに反映するべきでしょう。新人の作品の場合は特にですが、タイトル、サムネイル(扉イラスト)、設定(あらすじに記載されるもの)の3点が重要です。どんなに内容がよくてもダウンロードしてもらわなければ話になりません。あらすじ自体は担当編集者が考えているのでしょうが、その短い文章の中に収まるシンプルかつ読者を引きつける要素を設定にしなければなりません。また、タイトルと設定には、読者が検索ワードに入れるであろう単語を盛り込むことも大事です。そしてサムネイルには、あなた自身が読者の立場に立って思わずクリックしたくなるような扉絵を描きましょう。最後に、作品内容がダウンロードしてくれたユーザーの期待を裏切るようであればリピーターにはなってくれないということは言わずもがなですね。  配信サイトによって結果が異なるのは、おそらくユーザー層の違い(年齢・嗜好・指向)です。それに、ランキング下位の場合はほんのわずかのダウンロード数の差でも順位が大きく変わるので、誤差という可能性もあります。

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