【質問と解答】

Q:週刊少年誌志望です。私は普段、線画作業までをアナログで、トーン作業だけデジタルという風に作画していますが、最近漫画家の知人に「週刊少年誌を目指すなら絶対デジタルじゃなくてオールアナログで原稿を仕上げる事に慣れたほうがいい!」と言われます。担当さんに相談してもどちらでもいいと言われるので、今オールアナログでやるかどうかで悩んでいます。実際のところどうなのか、こちらでも意見を頂きたいです。

A:担当さんの言うようにどちらでも問題ありません。ただ、懸念はアシスタントの体制です。週刊誌連載だとタイトなスケジュールになるので、アシスタント作業の進行管理が重要になります。ところがデジアシ(デジタルアシスタント)を依頼するとなると、遠隔地だとスケジュールがタイトな場合は進行管理のリスクが高くなります。ですから、仕事場にパソコンとソフトウェアを用意してアシスタントに通ってもらうのがベストなのですが、そうなるとアナログ作業よりも初期投資の費用が大幅にアップします。とはいえ、長い目で見れば自分のやりやすいスタイルで描くほうがいいと考えます。連載獲得時にはできるだけ進行を前倒しにして不測の事態に備え、印税収入が入ってから仕事場を借りて設備を整えるようにしてはいかがでしょうか。ただし、どうしても進行を前倒しにできないタイプの方はオールアナログにシフトしたほうがいいでしょうね。遠隔地のアシスタントの進行管理ができずに原稿を落とすようなことがあれば最悪ですから。

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