【質問と解答】

Q:今年で27歳になります。まだ担当もついておりません。焦り始めています。この歳では少年誌では描けないかと不安がよぎります。足切りラインを超えてしまうと、もはやその編集部の雑誌では描けなくなるということでいいのですか?




A:そんなことはありません。他誌でデビューして評価を得れば、プロとしてもとの雑誌に帰って描くこともありえます。ちなみに、年齢的な足切りラインは明確に決まっているわけではありません。このコーナーで何度も言っていることですが、商業誌の新人賞というのは単に作品を表彰して良しとするものではなく、その雑誌の次代を担う作家を発掘することを主眼としています。単純に言ってしまえば、作品評価ではなく作家評価ということです。ですから、年齢が上がるにつれてその作家に求められる要求水準が高くなり、若い投稿者に与えられる「将来性」という下駄もなくなって選考のハードルが上がるというわけです。逆に言えば30過ぎでも即連載で単行本を出せば大ヒット間違いなしというレベルならば足切りすることなく入賞させるでしょうが、現実にはその年まで世に出ていない投稿者というのはありえません。従って、年齢に対する要求水準を考慮した結果としての現実的な数字が、少年誌だと(雑誌によって異なりますが)30歳前後となるわけです。


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