【質問と解答】

Q:28歳持ち込み歴7〜8回、受賞経験なしの青年誌志望者です。5〜6年だらだらと漫画を描いていて編集者の方に名刺をもらったことすらないのですが、切羽詰ってきて逆に漫画を描くしか残されていないのだと日々感じています。そこで質問です。

  1)雑な作品ではあったのですが、先月はじめて投稿しました。この作品も一番下の賞に入るか入らないかだと思うのですが、今ではさらに改良点が見えてきました。そこでまずこの作品が未受賞だった場合は内容がある程度同じでも全部描き直して他社に応募することはできますか?

  2)アシスタントを経験することの重要性がこの年になってわかってきました。ですが、未経験ですし年も年なので、雇っていただけるところがあるかわかりません。アシスタントは受賞者などである程度背景の実力がある人が編集者によって紹介されるのが一般的だと思っていたのですが、未受賞で28歳の自分がアシスタントに雇ってもらうことはできるのでしょうか?(つい最近ですが、僕みたいな人間でも応募内容に適合しているところはあるにはありました)自分は積極的にアシスタントを探して応募すべきでしょうか? それとも内容などを重視し奨励賞などではなく大賞を目指すべきでしょうか? また仮に何かの賞に受賞などしたとして勝手にアシスタントなどしてもいいのでしょうか?

  3)背景の練習のためにタブレットPCを買ってプリントアウトせずそのまま上からトレースしようと思うのですが、このような使い方に適したタブレットPCはありますか?




A: 1)落選した作品を全部描き直すということでしたら、他誌に投稿して構いません。

  2)アシスタントは新人賞受賞者の中から推薦するほかに、オープンで一般募集する場合もあります。漫画の欄外や雑誌の公式ホームページなどをチェックしてみてください。28歳でしたら基礎技術さえしっかりしていれば、未経験でもアシスタントの口はあるはずです。また、投稿とアシスタントはどちらか一方に絞るのではなく、並行して両立させるべきです。また、年齢のこともあって自分の投稿作品を描く時間も十分とらなければならないので、アシスタント先には週刊連載作家は避けて月刊連載作家のところがいいでしょう。また、投稿先とは関係なくアシスタントは自由に選んで構いません。ただ、受賞前にすでにアシスタント先がある方以外は担当さんに雑誌連載作家の中からアシスタント先を紹介してもらったほうが、スケジュール面での便宜を図ってもらいやすいです。最後に、年齢的に切羽詰まってきていると言いながら、まず奨励賞を目指すというのでは志が低すぎます。大賞もしくはそれに次ぐ上位入賞を果たさなければ後がないと考えて投稿しなければ、とても漫画家にはなれません。

  3)タブレットPCでそんな使い方をする作家さんは身近にいないのでよくわかりません。iOSやAndroidのアプリでライトボックス機能を持ったものがあるので、それを使えばiPadやAndroidタブレットならばどれでもトレースはできるようです。ただし、液晶を傷めないかどうかまでは保証できません。


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