【質問と解答】

Q:先日、学生限定部門ではありましたが、商業誌で賞をもらい担当さんについていただきました。出張編集部でも同じ作品(担当付きではない頃に作ったものです)で他社から名刺は頂いていたですが、こちらの方は「完成原稿のコピーを送ってくれれば添削します。よかったら賞に出してみてください。わからないことがあったらメールできいてくれてもいいですよ」とは言ってくださいました。でも、第一希望の会社ではなかったし、原稿も引き取ってもらえなかったので、第一希望の会社に出すだけ出しました。その結果受賞することができたわけですが、賞をとってついたくれた担当さんは「結果が出るまで数年かかると思いますが、じっくり行きましょう」とネタ出しの部分からプロット、ネームまでみてくれます。メールも一日に何通も返してきてくれることもあります。お二人の違いに驚いています。これは教育方針の違いからなのでしょうか? そもそも担当つきの人はネームを見てもらえるときいたことが何度もあるので、出張編集部の方は私の担当になってくれたのかよく分りません。この2点についてご意見いただけたらなと思います。




A:二人の編集者の対応の違いは、投稿と出張編集部の差です。原稿を投稿するということは、その編集部の雑誌で描きたいという意志を示したことになりますから、有望な受賞者に対して担当のほうからアプローチするのは当たり前です。対して、出張編集部で原稿を見てもらいにくる方というのは編集者に見てもらえるのならどの雑誌でも構わないという、雑誌にとってはいわば冷やかしの方が大半なのです。熱心に指導しても他の雑誌に投稿されたのでは意味がないでしょう? 実際、あなたも別の第一志望の雑誌に投稿しているわけですし。名刺を渡されても、あなたのほうがその雑誌で描きたいという意志を示さない限り編集者は担当たりえません。名刺を渡すということは見込みがあると思ってくれたわけですから、その後あなたのほうから原稿を送ったり連絡したりとアプローチすれば作家と担当の関係になったはずです。そうなれば、今の担当さんと同じように指導してくれたでしょう。


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