【質問と解答】

Q:新人賞で下から二番目の奨励賞を受賞し、担当さんにバックアップしてもらっています。より上の賞のためネームを見てもらいながら頑張っているのですが、「いついつに連絡します」というメールや電話の「いついつ」がかなりの確率で延びたり、その日が過ぎてから「連絡できませんでしたすいません。次はいついつに…」という話になります。私に諦めさせるために意図的にそういう風にしているということはあるのでしょうか…?




A:諦めさせるためであれば、そんなまどろっこしいことをせず、連絡をしてこなければすむ話です。抱えている担当作家が難しい人で、かなり忙しい方なのではないでしょうか。連載作家との打ち合わせはちゃんと形になるまで終わりませんから、なかなか予定が立てづらく、場合によっては半日以上に及ぶこともあります。また原稿アップも予定より何時間もずれ込んでその間ずっと張り付いていなければならない作家もいます。そういった手のかかる作家を担当していると、なかなか予定どおりとはいかないものです。もちろん、単に担当さんが忘れっぽく、悪気はないけれどずぼらな方という可能性もありますが。いずれにせよ、今のままではあなたもストレスが溜まるでしょうから、それとなく事情を聞いて連絡の取り方の改善を求めてください。