【質問と解答】

Q:黒い棒の描き方を教えてください。また燕尾服や立体的なシルクハットも苦手です。(ベタ)全て黒だけで表現したいのですが、棒は資料の写真を見ると、中心に真っ直ぐな線状のハイライトが入っていたのですが、漫画のアナログ表現では中心にホワイトを入れても立体的に見えないし、帽子も煽りや俯瞰で見た構図で、塗りつぶすと明らかに違和感が‥‥。襟(?)の付いた黒い燕尾服も白い線を入れないと、襟(?)が表現できないし、でも白い線を入れても違和感を感じます。漫画も何百冊も見たのですが、どれもトーンやハイライト、違和感がそのままの白い区切り線等ばかりで綺麗な仕上げ方が載っていません。どうか教えてください。お願いします。




A:立体感を表現するハイライトの入れ方のポイントは、光源の位置と材質です。まず、光源の位置をどこに設定するかによってハイライトの位置が変わります。資料写真のように、必ず棒の中心にハイライトが入るとは限りません。次に材質ですが、反射率の違いによってホワイトではなく、白地を残してトーンを入れてハイライトを表現したりもします。使用するトーンの種類によって表現する材質も変わってきます。もっとも、画風によっては材質の違いに関わらずハイライトを一律白地で表現する技法もあります。
 既成の漫画作品を見ても納得のいく仕上がりを見出せないのであれば、自分で仕上げの落としどころを見つけるしかないですね。カラー写真をPhotoshop等でグレースケール化し、濃淡のしきい値をいじったり、明るさやコントラストを変えたりして、自分が参考にしたい画像見本を作ってそれを再現すべくベタの入れ方やトーンの使い方を工夫してみてはいかがでしょうか。

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