【質問と解答】

Q:持ち込みについての質問です。どの出版社でもだいたい、「持ち込み大歓迎!!」と書いてはありますが、実際どうなのでしょうか? センスがあったり、投稿レベルの作品が来れば嬉しいでしょうが、駆け出しの超稚拙なものでも快く見ていただけるのですか? どんどん持ち込みにきてほしい、とよく書いてありますが、添削サービスのような自分の作品向上の足ががりとして積極的に利用しようと考えてもよいのでしょうか?(添削サービスは少し言い方が悪いですが)


A:持ち込みというのを無料の漫画塾のようなものと考えてはいけません。本来、雑誌に掲載してもらいたい作品を「持ち込む」ものなのです。他誌で描いているプロの作家が営業(売り込み)で持ち込みをすることもよくあります。過度に萎縮する必要はありませんし、編集者と直に対面して作品評価や指導を受けられる場をどんどん活用してほしいですが、30分や1時間の持ち込みの応対時間では指導を受けるにしても基礎ができていないとその内容が理解できません。少なくとも新人賞に投稿したいと考えるレベルの作品が描き上がってから持ち込みに行きましょう。

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