【質問と解答】

Q:麻生総理が漫画好きで話題になってますが、小学館の○○コミックを愛読しているそうです。漫画喫茶、書店でも団塊の世代と思われる方も結構この姉妹本含めて読んでますね。先日公共放送で「演歌の復活」って番組で、やはり団塊の世代にも支持されて売り上げが伸びているそうです。番組の中で著名な作曲家が若い人だけをターゲットにしていたら音楽業界が駄目になるとも言っていました。漫画業界はどうなのでしょう?

A:現在の漫画界はジャンルやターゲットが細分化しており、上の年代をターゲットにしている雑誌や作品はたくさんあります。それでも「少年〜」「少女〜」「ヤング〜」と名のつく雑誌を中高年齢層の方が読むのは、そこに幅広い層に支持されるテーマを内包しているからでしょう。そして、少年誌的な表現や題材に飽き足りなくなったときには、ビジネス、ギャンブル、時代劇、釣り、大人の恋愛などを扱った作品や専門誌があります。むしろ、漫画界においては少年誌・少女誌においても中高生以上がメインターゲットとなっており、小学生以下を対象とする作品や漫画誌が激減していることが危惧されるところです。


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