【質問と解答】

Q:ほとんどの新人漫画家が、連載持ってアシスタント使い、連載が終了したら借金しか残らないってほんとうですか?

A:「ほとんどの新人作家」というのは間違いですが、中にはそういう方がいるのは事実です。たとえば、連載までの準備期間があまりなく、力量不足を大量のアシスタントで補わざるをえないのに、単行本があまり売れない場合。また、逆に準備期間が長かったのに短期で打ち切りになった場合(準備に2年かかったのに3か月で打ち切りとか)。いずれも、アシスタント代の支出が一番の問題となります。原稿料収入に見合ったアシスタント体制を作らないと破綻します。連載前に3本くらいの描きためをアシスタントを使わないでできるだけのスキルとスピードを身につけられるかどうかは、プロとしてやっていけるかどうかの試金石と言えるかもしれません。


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