【質問と解答】

Q:血しぶきはどうやって描くのでしょうか?

A:色々な方法があります。
・筆にスミをたっぷり含ませておいて、思いっきり息を吹きかける。
・筆や歯ブラシなどにスミをたっぷり含ませておいて、筆を持つ手を固定し、もう片方の手の指や定規などで筆の柄をはじく。
・上記とは逆に筆のほうを振って定規などに軽く叩きつける。
・筆やペンでわざとインクのボタ落ちをする。
・霧吹きを使う。自分のイメージに近くなるよう噴出口の大きさを改造します。
・エアーブラシを使う。
それぞれ異なる血しぶきになりますので、色々と試してみて自分のイメージに合った方法を選んでください。複数の方法を併用する場合もあります。思い通りの血しぶきを作り出すのは難しいので、本番の原稿に向かう前によく練習しておきましょう。また、もしもの時の場合のために、あらかじめ原稿のコピーをとっておくことをお勧めします。血しぶきに使うインクは墨汁がお勧めです。血しぶきの作業が終われば、ペンでしぶきを描き足したりホワイトで修正したりして自分のイメージに合うように仕上げをします。
 血しぶきの作業は広範囲にインクが飛び散りますので、周囲に段ボールや新聞紙などを使って壁を作っておきましょう。また、原稿の血しぶきがかかって欲しくないコマなどには、事前にマスキングを行っておきます。マスキングは、エアーブラシなどを使うときにインクをかけたくない部分に覆いをかけて保護することです。画材店にマスキングテープ(さまざまな幅のものがあります)やマスキングシートが売っています。


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