【質問と解答】

Q:今回、ネット上に書き込みする事すら初めてなので 変な文章になってたらゴメンなさい。今、持ち込みに向けて漫画の下描きをしてる最中なのですが(ちなみに自分は児童漫画家志望です)、漫画を描くときの決まりのページ数は16、24、32のページ数を守らなくちゃいけない、もし32ページを越えたりしたら、編集部に行っても「この人はストーリーをまとめられない人だ」とマイナスの印象を持たれるとある人から聞いたのですが、自分の漫画は37ペ ージにもなってしまっていてページ数を5ページも越えてしまっています。はたして大丈夫でしょうか?

A:16、24、32というのは8の倍数で、印刷に都合のいいページ編成の単位なのです。少部数を刷る平台印刷では16ページを1台と数え、24ページは1台半、32ページは2台となります。1台とは、一度に印刷できるページ数ということです。また、大部数を刷る輪転機印刷の場合は16ページを半台、32ページを1台と数えます。このように、8の倍数のページを推奨するのは雑誌や単行本の編成がしやすいためで、昔はどの編集部でもそう指導してきたのですが、最近はページ数についての縛りは緩やかになってきている傾向にあります。その点については各編集部によって考え方は違いますので、持ち込みたい編集部の新人賞の投稿規定を参考にしましょう。投稿規定でページ数の8の倍数の縛りがなければ持ち込みでも大丈夫です(ページ数制限なしという新人賞も多いです)。ただし、総ページ数は偶数ページ(左ページから始まり右ページで終わる)が望ましいです。


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