【質問と解答】

Q:トーンを削るのがなかなかうまくならないのですが、どのような 練習をしたら良いでしょうか?


A:トーンの削りは、カッターやトーンナイフの刃を削り方向に対して垂直に向けて削ります。削りに失敗すればトーンの貼り直しになってしまうので、削りの感覚になれるまでは、スピードを上げず浅く少しずつこするように削るようにして効果を確かめながら仕上げていきましょう。感覚がつかめてくれば、徐々にスピードアップしてください。刃先の切れ味が鈍ってくると削りが安定しなくなるので、こまめに刃先を交換しましょう。また、砂消しを使って削る方法もあります。カッターの削りとはまた違った効果がでますので、場面に応じて使い分けてください。
 どのような場所でどのように削りを入れていくかを知りたいならば、プロの既成の漫画作品がいい教科書です。コミックスや雑誌の手本にしたい作品を1コマ1コマじっくり見るようにしましょう。持ち込みに行った時にプロの生原稿を見せてもらうと、より参考になります。


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