【質問と解答】

Q:月例新人賞で高額な賞金をアピールして投稿を募集している雑誌ありますが、めったに(ほとんど)獲得した方いないですよね? 毎回該当者なしって書いてありますけど、プロだってそうそう面白い作品描けないのに、アマで完璧な作品なんていると思いますか? 永遠に該当しないのでは

A:新人賞で大賞該当作なしとすることに対しては出版界内部でも以前から批判があり、最近は必ず賞を出すと明記する新人賞も増えてきました。ただ、月例新人賞、月間新人賞などといった毎月締め切りの新人賞というのは回によって応募数も作品の質もかなり差があります。回ごとの相対評価で大 賞を出していると、質の高い作品が集中した回の一番下の賞クラスの作品が大賞を獲るケースもかなり出てくるでしょう。実際、私の以前いた編集部では月例の新人賞がありましたが、応募数の少 ない月は平常月の半分くらいで、レベルも悲惨なものでした。かと言って、応募数の少ない月の募集をやめるわけにはいきません。月例の新人賞はいつでも応募できるという点に意義があるのですから。そのような性質の月例新人賞で、相対評価で大賞を出していると、回によって採点基準に差が出過ぎて応募者間の不公平を生んでしまうという危惧があります。しかし確かに、出さない大賞に意味はないという考えもわかります。絶対評価にこだわらず、各編集部でよりよい新人賞運営について考えていくべきでしょう。


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