【質問と解答】

Q:1)勉強の為、プロの原稿を生で拝見してみたいのですが、プロの生原稿を見るのには、持ち込みをした時などに希望して見せてもらう以外に方法はないでしょうか? どこか生原稿の展示などをしている場 所があれば教えてください。大阪に住んでいますので、その付近で、もしあれば見に行きたいです。

2)持ち込みの場合、ページ数は特に決まっていないとの事ですが、「持ち込みで認められれば、漫画賞への応募を勧められる」とありますが、ペー ジ数が違えば漫画賞への応募は不可能なのではないか? と思うのですが …。そこのところはどうなのでしょう?

3)現在、90P程の読み切りを描こうとしているのですが、この場合、出来れば本誌に掲載しやすいよう、45P+45P に分ける(つまり、45Pで ある程度区切りよく「続く」にして、46P目は後編の表紙にする)方が良いでしょうか?


A:1)持ち込み以外でプロの生原稿を見るには、書店などのイベント展示かマンガ美術館などの常設展示しかないと思われます。書店展示のほうは、原画の貸し出しは保険をかけたり警備員を配置したりと手続きや管理が大変なので、最近は複製原画の展示が主流になっており、生原稿を見られる機会が少なくなっています。マンガ専門書店や大手書店のサイトをこまめにチェックして、原画展があれば見逃さないようにしましょう。
 常設展示施設だと、大阪近辺では宝塚市の手塚治虫記念館くらいしか思いつきません。情報をお持ちの方、このコーナーにメールをお寄せください。

2)そのとおりです。漫画賞への応募も考えているのでしたら、志望の雑誌の投稿規定に沿った原稿を持参してください。なお、最近は枚数制限なしの漫画賞を設けている編集部も増えています。

3)雑誌によって投稿規定や発表形態が異なるので、一概には言えません。当該雑誌に掲載されている読み切り作品のページ数を見てご自分で判断してください。ただし、相当レベルの高い作品でない限り、新人の受賞作を2号にわたって掲載したり、90ページ一挙掲載したりすることはまずないということは覚悟しておいてください。


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