【質問と解答】

Q:何度かご質問をさせていただき毎回適切なご解答をしていただきありがとうございます。
 アシスタントの件なのですが、私は背景などを描く事が苦手で効果線なども付けペンなどを使わず、0.3のハイテックペンを使っています。技術や道具などの面で不安があり、アシスタントに就きたいのですが、一歩踏み出す事ができません。私はアシスタントは仕事をしながら勉強をする場所だと思っているのですが、やはりある程度の技術は必要なのでしょうか!?


A:2〜3人の少数スタッフで仕事をしているマンガ家のところだと、最低限の技術は要求されます。ベタ、トーンワーク、効果線(集中線やスピード 線)、 トレスができるくらいのレベルでしょうか。大人数のスタジオだと、 入れてから鍛えるので技術は問わないところも多いようです。いずれにせよ、応募の前にハイテックペン(たしかボールペンですよね?)はやめて、 つけペンには慣れておきましょう。
 ところで、「アシスタントは仕事をしながら勉強をする場所」というのは間違いではないのですが、学校のようにあなたが授業料を払うわけではなく給料をもらうわけですから、「仕事」が主であり「勉強」は従だという意識でいなければなりません。スタジオの戦力になれないならば、マンガ家の先生があなたを雇う意味がないということはわかりますね? アシスタントに就きたいならば、スタジオに入ってすぐに仕事ができるよう、高レベルでなくてもある程度の技術は身につけておくべきです。


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